株式会社カイハツは農林水産省および島根県下を中心に営業展開をしている建設コンサルタントです。

農業土木について

農業と土木の融合

 土木や建築は、安定性や強度に加えて、地震や自然の風雨など長い年月の風化に耐えうるための技術が必要とされます。日本の農業土木は、食料を得るための技術として発展してきました。農業土木は人間の生存にとって最も根源的な生産活動を支える技術であり、日本が稲作を中心として社会を形成してきたように、栽培技術と水路を引くと行く土木技術が融合してきました。

 農業土木は自然の営みと人間の営みをどう調和させるかを目的として積み上げられた技術です。

 

農業土木学

 現在の農業土木学は、構造力学、土質力学、水理学、土壌学を主として体系が確立されてきました。ポンプやモーターなど機械や材料の発達に伴い、従来は不可能であった高地への導水も可能となり、広大な農地に変貌させることもできるようになりました。

 

性能設計への転換

 これまでは、材料、構造計算方法、施工方法について細かく定められていた基準に基づいて設計する方法が採用されてきました。仕様どおりに設計すれば失敗はなく、作業も早くできる反面、画一的な設計となり、新技術や新工法への対応が遅れてしまいます。

 現在は、構造物に求められる性能のみが要求され、その性能と安全性・信頼性を満たす設計手法に変化しています。この手法では工法は問われないため、高い技術力が要求され、地域の特性や自然環境に配慮した設計が必要となります。

 

水と土と人

 私たちは、食料生産の基本である農業とそれを育む<水><土>を通じて、地域の人々が、安全で安心して社会基盤を使えるように、蓄積してきた経験と知識を基に誠意をもって対応し、未来へと続く創造力で社会に貢献することを目指していきます。